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【閃の軌跡4・ネタバレプレイ感想42】ノーマルエンドもなかなかいい
マクバーン戦~ノーマルエンド
さんざんな言われっぷりですが、これはこれでいいかも。
ネタバレしていますのでご注意ください。
外の世界の「王」

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ラストバトルの前哨戦は、マクバーンとの戦いです。
何やら目的があって戦いを求めていたらしいのですが、今回ようやくそれが分かりました。
自分の元の記憶を取り戻したかったそうです。
キャラが変わったわけじゃないですが、バトル後の突然の表情にびっくり。
要するにマクバーンは、外の世界の王様(神様?)ということでしょうか。
塩の杭の話も出て、マクバーンの存在がそれと一緒なんだとか。
「外」の世界からの干渉が起こった時に、説明のつかない超常現象が起こるということらしいです(多分)

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外の世界の話にふれると、ゼムリア大陸は海や空が断たれており、先に行くことができない、という話になります。
そして、不思議なことは女神の存在で片付けられてしまうようにできている、と。
世界の「枷」とやらが外れると、世界の真相に至れるようです。
前の戦いから、これから先に繋がりそうな情報が盛りだくさんですが、別にも世界があるという情報なだけであって、この世界が見えざる神に創られたもので、その通りに動いている、とかそういうことではないですよね?
この世界に生きる人たちは、箱庭に生きる創られたゲームキャラ、とか。
どこかで見たゲームだ……。
できれば、そのネタはちょっと残念なので、それはやめてほしいなあと思いますが、行き着く先はどんな設定なんでしょうか。
次回作はそのあたりの謎にも迫らないといけませんから、教会とか魔女とか、世界の謎に迫れる職業についていないと話が進まなそうですね。
自分を少し取り戻したマクバーンは、結社の面々に色々と聞きたいことや話したいこともあるそうで、やるだけやってあっさり去って行ってしまいました。
いよいよラストバトルへ

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最後の戦い前には、最後の決意表明みたいなものが入ります。
サラ教官がいじられていました。
この戦いが終わればクロウも……とも思っている様子のリィン君ですが、クロウも敵側の方が見せ場が多かったような。
もっと絡んでほしかったなー。
腐的な意味ではなく。
肩書きが増え続けるリィン君

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さて、いよいよオズボーン戦となります。
今までの戦いより盛り上がらなかった気も。
リィン君は、ここに至るまでに、彼が「実の父親」だと実感できたとのことです。
んんん? どこらへんで?
自己犠牲的なところだとするなら、オズボーン閣下が自己犠牲というのは感じ取れなかったのですが……。
リィン君に心臓あげたとこは自己犠牲ですけど。
リィン君は様々な人の息子であり、剣聖であり、釣りの神であり、リア充であり、シスコンであり、英雄であり、起動者であり……もう、もりもりになってきました(笑)
そういえば、オズボーン閣下が「魂と身体」はくれてやるとのことだったので、意識はずっとイシュメルガだと思ってましたが、ギリアス(ドライケルス)のままだったんですね。
それだと、何でギリアスは世界に悪意をまき散らしていたんでしょうか。
自分(帝国)が悪になることで、イシュメルガを倒す人々を集めるため?
しかし、そこは語られなかったのでよくわからずです。
イベント素っ飛ばしたのかなって思うほど、ラストバトルの展開に置いてけぼりくらってました。
理解力が足りなかったようです……。
2週目でじっくり見直します。
ラストバトルはベリーイージーでもひと苦労

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よく分からないまま、ドライケルス帝と戦うことになりました。
オズボーン閣下の一撃が重たい……!
ベリーイージーなのでちょっと痛いぐらいですみましたが、普通にやってたらわりと工夫しないと大変そうですね。

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黒と戦うのはベリーイージーでもちょっと苦戦しました。
あんまり崩しが発生せず、向こうからの連続攻撃が痛い。
もっとBP増えるアイテムとか使って攻撃していった方が良かったみたいですね。
しかし、使うほどでもなかったせいか、せっかくのカグヅチを使い忘れてしまいした。
何はともあれ、ノーマルエンドのラスボスを倒せました。
騎神戦でラストというのも、なんだか盛り上がりませんね……。
そのためのトゥルーエンドの総力戦なんでしょうか。
クロウと逃避行エンド(違)・ノーマルエンド

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バトルが終わると、別世界のような場所での一騎打ちになります。
ギリアス父さんとリィン君の短い親子の会話。
リィン君はもはやもう戻れないらしく、「保険」だったようですが……。
えーと、理解力が乏しいので、先ほどからよく意味が分かりません。
何の保険?
叶うならば、自らの手で手解きしたかった、と言う閣下がちょっと切なかったです。
一騎打ちを経て、相克に打ち勝ったのはリィン君でした。

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みんなが喜ぶ中、ミリアムやクロウは複雑な表情です。
やはり何かあるのかと思えば、リィン君に取り憑いた黒は、もはや抑えられなくなってしまっていました。

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大気圏外に出て黒の悪意を滅ぼすらしいですが、海や空は断絶されているけど、上には行けるようです。
うーん、世界の構造がいまいちわかりません。

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仲間たちは止めようとしますが、手を伸ばしても、もはやそれは届きません。
すると、クロウがオルディーネに乗り「旅は道連れ」だと言い、ミリアムも、自らも消える身だからと一緒に行くことを告げます。
リィン君は軽く了承するのですが、あれ、いいの?って思ってしまった。
いつものリィン君なら、巻き添えにするのは好まなそうですが……。

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ミリアムに向かって手を伸ばすアルティナちゃん。
せっかく姉妹らしくなってきたところだったのに。
ユーシスも届かない彼女に手を伸ばし、「俺は……」と言いかけますが、俺は何なんでしょう。
俺はお前が……ではないので心情は図りかねますが。
しかし、みなさん、もう諦めて棒立ちになっているのも、できることがないとはいえどうなんでしょう。
リィン君は
いつかきっと戻ってくる
という言葉を残し、ふたりを連れて高く空へと昇って行きます。
直後、きれいな光が空で瞬き、一同は茫然とそれを見上げていました。
空を眺めていた協力者たちも、何が起きたのかを理解している様子です。

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暗い雲が垂れ込める中、まるで希望の光のように、空から優しい色で輝く羽が舞い落ちます。

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エリゼは兄が消えてしまった空を見上げたまま崩れ落ち、アルフィンは親友を支えながら、自らも涙を流しています。

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トワ会長は、まるでリィン君とクロウの姿をそこに見るかのように、舞い降りた羽を悲しげに見つめていました。

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そして、新VII組の元へもそれぞれに輝く羽が。
それは、リィン教官が彼らへ、未来への想いを託しているかのようでした。

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教官からの想いを受けたように、新VII組は仲間を失って茫然とする旧VII組へ希望を持って告げます。
彼はきっと戻ってくる、と。
それが、自分たちの知るトールズVII組のリィン・シュバルツァーなのだから、と言うのでした。

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そして、どこか分からない優しい闇の中、穏やかな顔で眠っている3人。
いつか目覚めた時、きっと約束したとおりに、仲間のもとへ帰ってきてくれるのでしょう。
もしかすると、側で輝く仲間の想いのような光で、彼らも目を覚ますのかもしれません。
で、切ない終わりを迎えます。
うーん、言われてたほどひどくもないような。
別にこのEDでもよかったですけどね……?
あんまり万人受けはしない上に、バッドエンドなのかって思われそうですけど。
あと歌は切なくてノーマルエンドに合ってて良かったです。