【黎の軌跡・ネタバレ感想113】助手たちやメンバーの方がヴァンさんを理解している件について1
ヴァンさんは結局甘いと言うか、助手たちの方が、ヴァンさんより、ヴァンさんのことを理解しているというか。
パート1。
アーロン、ジュディス、リゼットさん。
黎・軌跡シリーズのネタバレをしていますのでご注意ください。
アーロンは達観している
アーロンの部屋を訪れると、何か楽しげにグラビア雑誌読んでます。
ぜんぜん気にしてない様子です(笑)
ランディ兄貴あたりと話が合いそうですね。
あ、でも、プロポーズしてたし、さすがにもう結婚……?
え、ランディ兄貴、今後、父親の立場とかでパーティーインしてくるの?
何か無茶させられない気分になりそう(何)
と、話が盛大に逸れましたが、ヴァンさんはアーロンのいつも通りの様子を見て呆れを通りこして安心している様子。
アーロンは、気にするぐらいなら言ってんじゃねえと正論突いてきます。
だよねえ(笑)
しれっとスルーしてやがるがお前にも言ってるんだぞ、とヴァンさんはアーロンに言いますが、アーロンはちゃんと自分も言われてるって理解してたと思いますよ?
アーロン、察しが良いし、そういうのは弁えてますから。
ヴァンさんの煌都に帰るんだろうという問いに、アーロンはいずれは煌都に帰ることをあっさり答えます。
ただし、出てきてまだ3ヶ月。
理由がない限りは「まだ」煌都に帰るつもりはないとのこと。
そして、いずれはクロスベルや帝国、大陸東部を回るのもいいかもしれない、と語ります。
そうなんだよなー。
アーロンはちゃんと色々考えてるんだよ……。
取り敢えず首都には残るようですが、バイトを続けるかはまた別の話、とアーロンもまたつれないことを。
どうせ、手伝っちゃうくせに。
と、ここでヴァンさんはアーロンに「あれから何ともないのか?」と尋ねてます。
アーロンはあっさりと大君のことについて、自分は自分と言います。
てめえの道はてめぇで切り拓く。
骨董品なんざお呼びじゃねーんだよ。
と。
いやーアーロンのこのさっぱりした態度好きだわー。
閃まで、どんだけこういう案件でひっぱてきた人がいたことか……。
いや、それが悪いって言ってるんじゃないんですけど、アーロンみたいなタイプがあまりいなかったので、こぎみ良いと言いますか。
長髪のキャラってたいてい興味ないのですが、声も合わせて結構推せる!
というか、アークライド解決事務所一行、みんな好き過ぎるし、黎のキャラ、好きなキャラ多いですね。
ヴァンさんは、くそ生意気なガキだなと感想を述べますが、心配してあげてるのにその態度?って思っているのか、自分がグレンデルやら過去のことで悩んでいるのにその態度だからなのか、真相は果たして?
オキニのところにしけこんで来るとか言うアーロンですが、年上のお姉さまなのかなー。
ていうか、店の子のことなのか、個人的な子のことなのか(笑)
ジュディスはさすがの大人
ジュディスはニナちゃんと通話中。
煮え切らない感じですが、一応自宅へ戻る報告をしているようです。
そこへ入ってきたヴァンさん。
ていうか、ザイファはだいたい映像通話なのは何でなの。
ニナちゃんはヴァンさんに先輩がお世話になってとお礼を言ったりし、出来る後輩っぷりを見せつけています。
それにしても、この子も謎な子だしなー。
何者なんだろう。
ニナちゃんに尊敬する先輩と言われて、調子に乗っちゃうチョロい大女優です。
可愛いです(笑)
ヴァンさんからもチョロい言われちゃってます。
通話を終えると、ニナちゃんについてぼやいているジュディス。
ニナちゃんは15歳でデビューしてトップにまで上り詰めた規格外の才能、だそうです。
まあでも、14歳でデビューしてトップになったジュディスもそれに当てはめるなら規格外なのでは。
あ、でもトップになったのが20代なので、10代のあちらと比べたらってことなのかな。
そこで、ヴァンさんはジュディスは万能型の女優で、ニナちゃんは憑依型だと言います。
ジュディスは聞いたような口を利くじゃないと言いつつも、その意見には賛同。
そして、後輩のことをべた褒めしてます。
ジュディスのそういう素直にライバルを誉められるところって美点だと思うなあ。
さらに、それでも負けるつもりもない、と正々堂々としています。
うーん、本当にそういう潔いところ好きだな!
と思ったら、ヴァンさんもジュディスのことを正直、素直に凄ぇと思うぜ、と誉めてました。
でも残念とか余計なことを言う。
ジュディスのことはすぐからかうんだよなあ。
というか、からかいたくなる……のか?(笑)
それから、ジュディスは真面目な声の調子になって、さっきのはよくないんじゃないの、と投げかけます。
ヴァンさんも腕を組み、まあ、なと煮え切らない様子で応じました。
それじゃあ、と言い掛けるジュディスの言葉を遮り、ヴァンさんはジュディスも”副業”に他人を立ち入らせたくないだろう、と問いかけます。
一瞬驚き、当然じゃないと答えるジュディス。
あたしがママたちから引き継いだ
後ろ暗くても世に必要な――
と言い掛けて、そこでヴァンさんの考えに気づいたようです。
何なのかはわからないけど、と納得し、
アンタにもあるわけね?
他人には立ち入らせたくない……
――ううん。
立ち入らせられない”何か”が。
と真剣な調子で伝えます。
ヴァンさんはしばらく黙っていましたが、「変身する」痛いヤツ同士、持ちつ持たれつゆる~く行こうぜ、と軽口をたたきました。
あー確かに、ここの二人は変身するという共通点が。
そしてさらに、他人に立ち入らせたくない部分、という共通点もあるわけですね。
何か分かり合えそうなふたりだ。
と思ったら、悪役(ヴィラン)が同じヤサなのも、と言い、セカンドハウスには別の場所を勧める、と言ってきます。
いや、大家ヴァンさんじゃないんだから、ジュディスの勝手でしょ!(何)
ジュディスもここは借りておきたいようで、表向きは自宅に帰る、と誤魔化して終了しました。
そっかーそしてさらに、悪役なのも共通点でしたか。
次回作が絆=選択制になったら、わりと普通に理解し合えそうなふたりじゃあるなあ。
そしたら、変身、悪役カップルにはなりますけど(笑)
リゼットさんには優しいというか
リゼットさんは、出向元のお仕事をしている様子です。
ていうか、さっきから女性の部屋にズカズカ入っていくのどうかと思うんですけど!
しかも後ろからじっと見てるとか恐いわ!
邪魔するのはやめておくか――と考えていますが、その前にノックして返事なかったら入らない方がいいと思うよ?(何)
一区切りついたのか、パソコンから顔を上げると、リゼットさんがヴァンさんに気づいて振り返ります。
アルマータ関連の事後処理をしていたようで、大陸各地にまで及んでいた……とのことで、それぞれの軌跡主人公ズも何かしら関わってそうな匂いがしてますね。
そして、ソーンダイクGMの話しから、大陸各地で起こった事件を元に、マルドゥック社のシェアは今後も拡大していくことを語るふたり。
ヴァンさんは、それによりリゼットさんが新たなステージも考えていそうだな、と問いかけますが、リゼットさんは自分は一介のSCに過ぎないと答えます。
そして、撃剣とメアを使用しているヴァンさんのサポート業務は最優先だそうです。
リモートも可能だけれど、効率が落ちてしまう、と。
ヴァンさんは、なぜMK社が自分に注目するのか分からないけど、と言いつつも、リゼットさんには好きにしな、と伝えます。
何だかんだ、リゼットさんには一番甘いというか、頼るよな(笑)
いやまあ、契約関係なので頼っていいと思いますけど。
ただし、事務所の手伝いはしなくてもいいと伝えます。
と、ここに来てリゼットさんが微妙に返答に詰まる様子を見せます。
不思議に思って問いかけるヴァンさんに、リゼットさんは来月以降にお手伝いが出来なくなる可能性はあるかもしれない、と答えます。
この身体になって来月で一年――
本格メンテナンスの時期でもありますので。
と。
あー身体を手に入れてから一年なんですね。
もっと最近なのかと思ってましたが……。
その言葉に驚くヴァンさん。
そして、状況次第では、自分が元の環境に戻る可能性もある、と。
元、がどういう環境だったのかはわかりませんが、実体のない存在ってことでいいのでしょうか。
それとも、脳だけの存在とかそういうヤツなのでしょうか……。
そうなった場合はリモートになってしまう……と言うリゼットさんの言葉を遮り、ヴァンさんは、厳しい表情でそれでいいのか?と問いかけます。
リゼットさんは微笑み、
わたくしが”どう在ったか”、
やはり察していらっしゃるのですね。
と答えました。
いや、ヴァンさんだけ察せられても困るんですけど……!
どう在ったのか教えてください(何)
そしてリゼットさんは、マルドゥックはフェアな会社であると言い、自分が価値を示し続ける限りはこの身体を提供してくれるだろうと言います。
さらに、いずれこの身体も買い取らせてもらおうと思っている、と。
ヴァンさんは幾らするのか想像すらできねえが、と冗談っぽく言いますが、リゼットさんは高給取りですので、数年もあれば何とかなるかと、とこちらも冗談っぽく返します。
また、出向の方が手当がついて都合がいいようです。
ちなみに幾ら貰ってるのかと、聞いてみるヴァンさんに、リゼットさんは少しからかうような表情で、エトワスのエントリーセダンが購入できるぐらい、と答えます。
郊外の中古マンションが買えるぐらいの給料のようですが、高いのか安いのか分からん(笑)
あと、月給なの年収なの?(何)
リゼットさんが貯金の用途を人に話したのはこれが初めて、だそうです。
まあ、人に話すもんでもないからなあ……。
何かまあリゼットさんについては、甘いというか、何というか。