
©Nihon Falcom
【黎の軌跡・ネタバレ感想92】アニエスと父の会話と、お父さんはツンデレなイケオジ。いい加減名前明かそうよ
黎はある意味、アニエスの成長物語でもあると思います。
それにしても、いい加減ばらしてもよくない?(笑)
黎・軌跡シリーズのネタバレをしていますのでご注意ください。
Contents
早朝のお見送り

©Nihon Falcom
出発の日、朝早くマリエルはギルドと一緒に現地入りすることが語られます。
え、マリエル来るんだ、大丈夫?!
それから、アニエスがどうやって学校を休んだのかと話は移ります。
ちょっと事情があって融通が利きやすい、とのこと。
それとなく勝手に勘違いしてもらったそうです。
どんどん素行不良になる自分にがっかりしているアニエスに、一同はヴァンさんとは違うから大丈夫、と妙な励ましをしつつ、今度はレンちゃんのことへ話題が移ります。
レンちゃんはギルドに協力するようで、昨夜出発してしまったとのこと。
レンちゃんの場合は、リベール大使館からの帰国要請を名目に……とのことで、それらしく最もらしい嘘ですけど、まあ、本当にリベール大使館にも根回ししてそう。

©Nihon Falcom
しかし、オデットたちには説明する時間がなかった……とのことで、帰ってから謝ることにすると、アニエスが言っていると、ビクトルさんとポーレットさんが朝早くから見送りに来てくれます。
ユメちゃんはさすがに起きれなかったようですが、ポーレットさんは心では何か思いつつも、それ以上聞かずに見送ってくれます。
ビクトルさんは、無事戻ってこなかったら事務所の賃料倍にしてやる、と優しい脅しを。
ていうか、今更ですけど、お誂え向きに全室あいてたのが不思議。
誰か他に住んでたりした過去とかないんでしょうか。
それとも、人が住みたくないような物件なのか?(笑)

©Nihon Falcom
まかないつきだし、まあボロそう(おい)だけど、賃料は安そうだしなあ、誰か入ってても良かったと思うのですが。
支援課ビルはもともと、支援課が使うアレだったので空いてても不思議はありませんが。
店子たちをベルガルド師父にお願いすると頼むビクトルのおやっさん。
ベルガルド師父もそれを了承するのでした。
それにしても、ビクトルさんも、ベルガルド師父と並ぶとまだまだ若く見えますね。
飛び出しは危険です

©Nihon Falcom
出発して車とバイクがちょっと走ったところで、せっぱ詰まった声がかかり、車の前に飛び出してくるふたり。
あぶねーからほんとヤメて!!
運転する身としてはホント怖いわ。
タクシーに乗ってやってきたのは、アルベール君とオデット。
車から降りたアニエスは、ふたりがやって来たことに驚きを隠せません。
アークライド事務所一行は、車から降りて事の成り行きを見守っているようです。

©Nihon Falcom
レンちゃんからメールで欠席のことを聞き、オデットとふたり、急いで駆けつけたと言うアルベール君。
真っ直ぐに、また危険なことに首を突っ込もうとしているみたいだな、と問いかけてきます。
せっかくカッコいい感じなのに、せめてモブ顔をもうちょっとどうにかするのと、名字をつけてあげて!(何)
今の自分にしかできないことを

©Nihon Falcom
アニエスが行かせてほしいと言い掛けると、いつもは見守ってくれていたオデットが、血相を変えて止めに入ります。
家族のことで色々抱えているのは知っているけれど、それが理由なら断固反対なんだからね、と。
アルベール君が完全に追いやられてますけど!!
あと心配そうに見守ってるフェリちゃんかわよー。

©Nihon Falcom
アニエスはオデットを真っ直ぐ見つめたまま、
……理由は色々あります。
お父さんのことは勿論、それ以外も、と語ります。
それからふと、やわらかい表情になり、でも、それだけじゃない、と続けます。
バイトを始めて色々な人と知り合って、受け継いだ絆も感じて、アラミスに入って学び続けていることも含めて――全てが”今の自分”に繋がっていると実感できたんです、と。

©Nihon Falcom
そして再びオデットを見つめ、
だから、どうか行かせてください
と告げます。
家庭の事情でも、
受け継いだ物のためでもなく――
今の私にしかできないことをやるために。
と微笑んで語るアニエス。
うーん、本当にアニエスは裏主人公ですよね!
アニエスの成長もひとつの物語だと思ってます。
その言葉に、はっと息を呑む幼なじみふたり。
あれ、そういえば、ヴァンさんもだけど、こちらも幼なじみ3人組なんだなあ。
しかもひとりはメガネだ(笑)
さらには、アラミスの生徒会メンバーっていう。
意図してやってるんでしょうけれど、被りまくってますね!
過去の生徒会メンバーの名前みたいなのって生徒会室とかに残ってないんでしょうか?
ある日気づいたりしそうな物ですが……。
何を思ってか、つと目を伏せるヴァンさん。
自分の学生時代と重ねて思っているのか、やはりアニエスは置いていくべきと思っているのか、それとも、アニエスの成長を見守っているのか。
まさかのルネ……からのお父さん

©Nihon Falcom
そこへ、一台の車が滑り込みます。
その車に目を見張るアニエス。
運転席から顔を出したのは、元アラミス生徒会長にしてCIDから出向中の大統領補佐官ルネ。
アルベール君も頑張ったらこれぐらいに……なれ、るのかなあ?
バイトしているぐらいなので、庶民の出なのでしょうし、ルネも官僚息子っぽいし、アルベール君はマキアスっぽく見えても、実はマキアスは家柄もハイスペックだからな!(何)

©Nihon Falcom
すると、後部座席の窓が下ろされ、プレーヤーには顔は見えませんが一同がその人物を見て驚きの声をあげる中、アニエスが、ぽつりと「お父さん……」と呟きます。

©Nihon Falcom
お父さんは、決断には責任がつきまとう、それを踏まえての行動だろうな、アニエス、と突然アニエスへ問いかけます。
アニエスは、これでもお父さんの娘ですから、と深く頷きました。
未だにあの方に娘さんがいるのが信じられませんが、オズボーン閣下は結婚遅めって言われてたし、大統領は結婚早めだったんでしょうか。
だいたい、何で軌跡の偉い人は奥さん亡くなりがちなんだろう。
マキアスのところも奥様いらっしゃらないし、エステルママもだし、エリオットのところもだし、アルゼイド子爵もだし。
だいたい亡くなってるのは奥さん側が多いな。
アニエスとお父さん

©Nihon Falcom
そして、
あらゆる機会を無駄にせずに
見聞を広め、自らの糧としてきます。
絶対に無事に戻ってくる……
なんて軽々しくは言えませんけど。
大切な友達とお父さんを悲しませないよう
最大限、努力します。
と、真摯に父を見つめて伝えます。

©Nihon Falcom
その言葉に、息を凝らす幼なじみふたり。

©Nihon Falcom
後部座席に乗る父は、アニエスの方を向かないまま
――CIDや各方面との
ツテはせいぜい活用することだ。
理想と現実の狭間の中、
自分が何を掴めるかを測る意味でも
と、淡々と応じますが、欠席理由については自分からもフォローしておく、と言ってくれます。
そして、3日が限度であり、それ以上は軍の部隊を派遣することを告げました。
父からの最大限の譲歩に、アニエスは微笑んでありがとう、お父さんと告げます。
うーん、まだやっぱりアニエスとお父さんが親子の絵面がいまいちしっくりこないなあ。
だって、イケオジすぎて結婚とかしてなさそうに見える(笑)
そこのところ、国民には広く知られているところなんでしょうか?
イケオジで、良いパパみたいな方が好感度アップっぽいですけど。
アークライド事務所はホワイト企業?

©Nihon Falcom
それから、お父さんはヴァンさんに向き直り、娘が世話になっている、と改めて挨拶をしてきます。
ある程度の安全確保も期待したいところ、と言っているところを見ると、アニエスを大事に思っているのは真実なのかなあとは思いますが……。

©Nihon Falcom
ヴァンさんは、アニエスのお父さんに向け、任せてくださいと頷きます。
ウチはグレーだが、労働環境はブラックじゃないつもりなんでね、と。
労働時間(拘束時間)に関してはグレーというか、ブラック?(笑)

©Nihon Falcom
そして、キンケイドがお嬢さんもそうだが、”あいつ”の方も任せたぞ、と言い残して、車は去っていってしまいました。
あいつってもちろん、あいつですよね!
あー幼なじみ組3人の地でのイベントがあると思うと楽しみです。
イケおじの上にツンデレ

©Nihon Falcom
ヴァンさんは去っていったアニエスのお父さんのことを、思った以上にイケオジで大した眼力とオーラだと評します。
さらに、娘相手にツンデレで、難儀そう、とも。

©Nihon Falcom
アニエスは本当にそうなんです、と困ったように微笑みます。
一瞬間があったのは、ヴァンさんが、「お父さん」の立場の方を、深く突っ込まないでいてくれたからでしょうか。
ふつうのお父さん、として言葉をかけてくれたから、といいますか。

©Nihon Falcom
置いてけぼりをくらってた幼なじみふたりは、無事に戻ってきなさいよ、とか、何かあったら乗り込むとか、俺たちの幼馴染みを頼んだぞ! と勇ましくアークライド解決事務所一行に向き直ります。
いや、ホント今更ですけれども、幼なじみ、アラミス、生徒会。
意図的なんでしょうけれども、ヴァンさんたちと被り気味ですね。