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【黎の軌跡・ネタバレ感想65】三高弟、最後の一人ようやく登場!何だかんだ言ってもお別れは悲しいです
何だかんだ、やっぱり最後には可哀想になります。
そしてまさかの、ここで来るか……!
黎・軌跡シリーズのネタバレをしていますのでご注意ください。
目次
サイコ野郎、煽る煽る

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何とか倒すことができ、ヴァンがグレンデルから戻る一瞬の隙に、人型とゲネシスを引きはがすことに成功。
OPにもあったシーンですね。
あと数%で完成してしまうところだったようで、危なかったです。
キャラハン教授は半狂乱になってしまいます。

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上で見ていたレンちゃんも、オランピアも興味を持ってみていましたが、メルキオルは失敗してしまったキャラハン教授に向かってグサグサと言葉を投げつけてきます。
頑張って頑張って外道にも墜ちたけれど、
完成しなけりゃ結局はただのゴミだよねぇ
と。
そして、わざとヤン兄の名前を出し、無理してでもクロンカイト教授を誑かせばよかった、と言います。
いや、無理だろう。
あといちいち語尾にハートつけんな(笑)
何せ美少年カトル君がそばにいても何とも思わないぐらいなんだから(おい)
まあ、それ以前に興味なさそうだし、無理と分かっててキャラハン教授の心えぐるためだけに言ってるよね。
キャラハン教授の自我はもうズタズタよ!(何)

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カトル君もアニエスも酷い……と悲しげ。
オランピアは冷静になぶるのはそのくらいに、と言い、CIDや遊撃士が乗り込んできたところで、メルキオルを連れて去っていってしまいました。
オランピアは空気読めない以外はわりと正常な判断はできているような(笑)
新たな希望と、託された物

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自我を取り戻した(冷静になった?)キャラハン教授。
すでに崩壊が始まっており、消滅は待った無しの状況です。
いやー今回、本当にやらかした人に厳しい制裁ですね……。
でも、そういう、因果応報なところ嫌いじゃないです。
アニエスもゲネシスがもう反応しないと泣き出しそうになっていて、カトル君はアニエスさんのせいじゃないと言い、自分が何とか……と賢明に方法を探しています。
しかし、キャラハン教授はもういい、と告げてきます。
自分が愚かだったのだ、と。
うん、まあ今更なんだけど、ヤン兄に負ける上に政府から見放されたんじゃ、自棄になっても仕方なかったのかなあー。
そこをつけ込まれちゃったわけですし。
挫折を受け入れられずに、悪いほうに傾いちゃったわけですもんね。
人間らしくて仕方ない気もします。
そしてキャラハン教授は目的こそ達成しなかったけれど、平和的に利用できる副産物を発見したと言ってきます。
だから、それを役立ててほしい、と。

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しかし、ヴァンさんやレンちゃんの言うとおり、「天才」が数人レベルで集まらなければたどり着けない代物。
レンちゃんも天才だし、カトル君もスゴいんだろうし、無理なん?
キャラハン教授は残念そうにして、クロンカイト君一人ですら無理だろう、と。
そして、「彼女」がいてくれれば……とつぶやきます。
ヤン兄はツンデレなの?

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そこへ来たのは、何とヤン兄。
後のことは君や後進に託そう、と言うキャラハン教授に、私は私の道を行くに過ぎません、と遮ります。
しかし、貴方の発見した数式は多少は役に立たせてもらうつもりですが、と言い添えます。
いい人なんだか、悪い人なんだか。
まあ、何かシュミット博士に似ているなあとは思いますが。
そしてなんと……

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さらにもう一人、優しげな声が響きます。
私たちが決して無駄にはさせません、と。
まさかの博士きたぁぁぁぁ!!
出ると思わなかったのでびっくりですが……。
空ではラッセル博士、閃ではシュミット博士と来てますから、さすがに黎ではいい加減でますか。
あれ、零・碧、三高弟関係してない?
寄っていくFIOちゃんかわよー。
そして、ハミルトン博士はカトル君にも遅くなってしまったわね、と優しく言います。

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一緒に来ていたのはエレ姉とジスカール親方。
親方、カッコいいなあ。
ハミルトン博士はこの事態を聞きつけて、わざわざ帰国したようです。

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そして、後のことは任せてください、とキャラハン教授に伝えます。
貴方が愛し――育んできた
バーゼル全ての力を借りてでも
と。
レンちゃんもZCF、エプスタインも協力できると申し出、エレ姉とカトル君も頷き合います。

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キャラハン教授は、そうすればよかったのか……と憑き物がようやく落ちた様子で、これで思い残すことはない……と言い残し、消えていってしまいました。
結局色々やらかしちゃった人ですが、お別れとなると悲しい気持ちになります。
ん? 何かのぞいてるぞ?

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その場に居合わせた全員がキャラハン教授を敬意を持って見送る中、なにやら不穏な監視カメラのような物が。
黒の工房のアレみたいですね。
と思ったら、やっぱりコイツか!(ソーンダイクにも厳しい)
今のところ、アルマータより胡散臭さナンバー1ですからね。
フェリちゃんのお兄さんと、アレが完成していたらどうなっていたか、と話しています。
マルドゥックに対してはあまり有用ではない技術だったようです。
そして、「中期目標」達成のためにもトワイニング君の復帰には期待しようか、と胡散臭く言うのでした。
いやーリゼットさんを派遣したことすら目的のためなんですね。
それにしても、中期目標がそれなら最終目標はいったい……?
最終的には敵対勢力待った無しって感じですが。

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あと、フェリちゃんのお兄さんが、フェリちゃんを見る前にアニエスを見ていたような?
気のせいでしょうか?
街はすっかり秋めいて

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一行は事務所で焼き栗を食べながら、ラジオを聞いています。
そりゃあそうですが、キャラハン教授はただ亡くなったことになっていて、最後の研究成果として、例の数式について解明されたことをラジオで語られていました。
ヤン兄はとっととバーゼルを離れたそうですが、ハミルトン博士は一時的にですが戻ってきたようです。
すぐまた東部へ帰るかと思ったので意外。
まあ、キャラハン教授もヤン兄もいなくなっちゃあ、大学もだいぶ痛手ですしねえ。
最近シュミット博士ばっかりだったからか……

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アニエスとフェリちゃんは、ハミルトン博士とお話した時のことを思い起こしています。
うん、何か最近シュミット博士ばっかり見てたせいか、三高弟って変な人が多いとか思ってしまってた。
でもティータちゃんのお祖父さんだってマシなので、シュミット博士が変わり者ってだけだったですね(笑)
変わり者っていうか、自分の研究以外興味ないって感じで。

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回想にて、ハミルトン博士は、アニエスにリリヤさんのお孫さんになるのね、と面影があるわ、と懐かしく見つめています。
リリヤさんって名前初めて出てきましたが、アニエスのお祖母ちゃんの名前らしい。

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そして、アニエスは曾祖父の手記を渡すと、ハミルトン博士がアルバートやゲルハルトの事も、と昨日のことのように思い出しています。
アルバートとゲルハルトって、ラッセル博士とシュミット博士の名前でしょうか?
そういえば、名前知らんかったな……。
あれ、でもアルバートは空で出てきていた気がするな。
アルバート・ラッセル言われてたの思い出しました。
シュミット博士は博士博士言われてるし、名前出たっけ。

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そして、手記の最後に書かれている、「全てが終わる」という言葉について、レンちゃんも確かに不気味だと言っています。

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アニエスは今手元にあるゲネシスを、三高弟の皆さんに預けた方がいいでしょうか、と提案。
しかし、ハミルトン博士は私たちの手にも余る、と言い、アニエスの手にあることに運命的な物を感じると伝えます。
そしてちょうどレンちゃんもいることだし、他の三高弟のふたりにも連絡を取ってくれるとのこと。
ラッセル博士はともかく、シュミット博士は何してるんだろう……。
まだ分校?
レンちゃんは技術連盟の話も進められる、と言っていますが、確かレンちゃんのEpisodeの中で問題になってたヤツでしたね。
ハミルトン博士がいないから難航してしまったヤツ。
お願いされるヴァンさん

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それから、博士はリゼットさんの処置もしてくれるようで、ジスカール親方も協力してくれるみたいです。
もちろん、カトル君も手伝うと頑張っています。

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そして、「ウチの」スタッフを頼むと言うヴァンさんに、ハミルトン博士は恩師の遠い忘れ形見のこと、これからもどうかお願いしますね、と告げます。
そして、他の子たちのことも……と。
ヴァンさんはすでにそのつもなので、改めて言われるとちょっと困っちゃっているようですが、雇用主としての務めならきちんと果たさせてもらいますよ、と返すのでした。
カトル君の成長

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ちょっとぼんやりとしていた様子のカトル君は、何もできなかった自分の未熟さがイヤになるよ、とぼやいています。
しかし、ヴァンさんや他の一行からも、的確なサポートで助かったと口々にほめられます。

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そして、ハミルトン博士からも、自分の留守をちゃんと守ってくれてありがとう、と言われ、改めてただいま、と微笑まれます。
抱きしめられたカトル君は、年相応の少年のように笑顔で、おかえり、グランマ、と返すのでした。