【創の軌跡・ネタバレ感想41】ラストチャプター・本物と偽物の戦い・取り戻した太陽
いやー本当に、ここまで好きになると思わなかったなあ。
ラピスも可愛いし。
そして、イリアさんもリーシャも美しいシーンでした。
ネタバレしていますのでご注意ください。
偽物のお出迎えと提案
一方少し前
ルーファスたちがオルキスタワー前にたどり着きます。
出迎えたのは、ルーファス総統。
ほんとにまんまだね、とナーディアが言い、エンペラー以上に、と答えるスウィン君。
ルーファス総統は
ようこそ、もう一人の私。
いいや、今や偽物の
ルーファス・アルバレアよ。
と言います。
偽物に偽物呼ばわりされるとは、とルーファスは笑います。
劫炎と同じく、憐れにも自覚がないパターンなのかな?と。
しかし、ルーファス総統は
自分が作られた存在なのはとうに理解しているとも、と言います。
だが、「ルーファス・アルバレア」は完璧な存在であるべきだー
黄昏における相克に無様にも敗れ、全てを失った者には相応しくあるまい?
と。
ルーファスは
なるほど、そうやって黒の衛士たちを唆したわけか、と負けていません。
そして、ルーファス総統は、その総統の立場を引き継がないか、と提案してきます。
エリュシオンにとっては、ルーファスであるならばどちらでも良かった、そして、選択権はオリジナルにある、と。
偽物の戯れ言だ、と言うルーファスに、偽物は大陸統一という偉業を成した時、私は初めて自らの存在意義を証明できるーと語ります。
そして、父をようやく越えられる、と。
それこそが、ルーファスさんが求めていた存在証明。
心配そうにクレアさんたちが見つめています。
黙るルーファスに、偽物はさらに言います。
まさか今さら誇り、などと言い出すまい、と。
大望を果たすためならばあらゆるものを棄てられるのが「私」という人間だ。
家も、弟もー自分自身すらもね。
と。
君がそれを選ぶというなら私は大人しくこの舞台を下りよう。
いずれにしろ大陸統一はこの手で必ず成し遂げられると確信しているからね
私は君でー君は私なのだから。
と笑みを含んだ声で続ける偽物。
そうなんだよなールーファス総督時代ってこんな感じだったので、好きなところありませんでしたけど……。
ルーファスは可愛いもんなー(笑)
偽物の言葉に、ずっと黙っているルーファス。
あの夜の言葉
ラピスが、ルーファスと心配そうに呼びかけ、ルーファスは彼女を見ます。
彼女があの夜に言った言葉を思い出すルーファス。
そして、ふと目を伏せます。
返事は決まったようだね、答えは分かりきっているが、と得意げに言う偽物。
いや、この人本当に同一人物?(笑)
そして、ルーファスは剣を構え
「私」は「私」だ。
ー断じて「君」とは違う。
いまだあの幻想要塞以前に立ち止まり続ける君などとはな。
と告げます。
偽物は表情を険しくしますが、ルーファスは
越える、越えないなどという
次元の話はとうに終わっているのだよ。
父は―彼はただ愛する者を愛し、
成すべき事を成しただけなのだから。
その程度もいまだ理解できずに「完璧」を自称するとは笑わせる。
と感情の揺れた声で伝えます。
いや、平川さん素晴らしいです……!
偽物との声の違い。
そして、
消えるがいい、偽りの私―
忌まわしき我が罪の幻影よ
新たに歩み始めたクロスベルに、この大陸にそのような存在は必要ない。
その顔で父の器を語られるのもそろそろ不愉快になってきた所だしね。
と剣を突きつけます。
賛同し、レクターとクレアも鉄血の子供たちとして、武器を構えます。
オズボーン閣下の残した最後の宿題を片付けるために。
そして、未来へ進んでいくために。
ふたりがいないのは残念だけれど、と言うクレアさんに、それも古株の役目だろうというルーファス。
ラピスが、私たちも忘れちゃイヤ……って入ってくるのが可愛すぎる。
そして、スウィンとナーディアも、雇い主と同じ顔でやりにくいけど……と加勢に。
あーこの子たちが、ルーファスと幸せに過ごす未来はあるのでしょうか?
そして、もはや君はルーファス・アルバレアではない、私がオリジナルとなろう、と憤る偽物とバトルに突入です。
バトルが終わると、完璧を体現するこの私が……と言う偽物。
いや、もういっそ哀れですね。
ルーファスはだからこそだろう、と答えます。
敗北を知らない……
故に私は勝てなかった。
完璧なんて脆いものさ。
と。
イリアさんVSリーシャ・ルーファスVSルーファス
すると、イリアさんがやって来て、リィン、ロイド達も追いついてきます。
いや、人数ゾロゾロすぎぃ!!!
ユウナちゃんはルーファスに突っかかるのですが、何か悪いことしたかな?(笑)
最近ルーファス組お気に入りすぎて。
偽物は、楽しそうなイリアさんを見て、舞姫殿は妙に楽しそうな様子だが、と問いかけると、イリアさんは、これだけの大舞台だもの、全力で楽しまないと損だし、彼らにも失礼ってものだわ、と余裕を見せています。
これが本物か、と納得するような表情をする偽物。
そして、ふたりに霊力が集まり始め、力を増大させているようです。
お互いの相手に、全力で来いという両者。
来るがいい―これが最後だ、
ルーファス・アルバレア。
いいだろう―
ルーファス・アルバレア。
ルーファスは、ユーシス、リィン君たち、支援課にも協力を求めます。
サポートを買って出るロイド。
リーシャは、
行きます、イリアさん。
そして、今度こそ貴女を
取り戻させてもらいます!!
と、イリアさんと改めて対峙。
いいわ……!
全力で来なさい、リーシャ!
宵闇の舞いの最終幕、
思う存分堪能させてあげるわ!
と受けて立ちます。
ルーファス・アルバレア同士の戦いと、そして、イリアさんを取り戻す最後の戦いが幕を開けます。
……が、メンバー選びが。
リィン君関係ないんですけど、入れちゃいました。
あとは、やっぱりルーファス組が好きなのでラピス入れたかったのですが、アーツ的になーちゃん。
なので、サポートにルーファス組を入れて、あとは因縁でロイドさんと、鉄血の子どもつながりでレクター、そしてオーダー枠にクレアさんにします。
謎パーティーで終わりました。
取り戻した太陽
激しくぶつかり合う両者。
決着がつき……
そして、戦いが終わります。
そういえば、プロモとかOPに使われてるシーンって結構最後だったんですね。
市内にいた魔煌機兵も次々と機能を停止し、黒の衛士も倒れていきます。
仮面が割れ、倒れこむイリアさんに駆け寄るリーシャ。
今更ですけど、イリアさん何故銀髪に?
染めたの?
正気を取り戻すイリアさん。
なんとか、戻ってこられたみたいね……
ただいま、リーシャ
と、そこには、ようやくいつものイリアさんの姿が。
声が全然違って、声優さん尊敬です。
イリアさんは、リーシャにお礼を述べて
おかげであたしも……
大切なものを取り戻せた気がする……
と微笑みます。
美しいですねー。
リーシャは涙し、イリアさんの名前を呼んでたまらず抱きつきます。
うーん、やっぱりリーシャにとっての太陽はイリアさん以外にない、と思ってしまいました。
そして、イリアさんは戦いは専門外とは言え、リーシャに追い越されてしまったので、本格的に武術とか始めてみようかな、とつぶやいています。
リーシャは、もうイリアさんは本当に……と呆れつつも、でも、本当に良かった……とまだしっかり抱き着いたままです。
周囲で見ていたクロスベル組は、それでこそイリアさん、とか、ぶれない人だなあ、と呆れつつも、ふたりを微笑ましく見守っていました。
ルーファスと偽物の差、それは……
そして、ルーファス総統は、本物には勝てぬということか……とどこかで聞いたことのある台詞を言っています。
ルーファスは、少し前の自分だったら二つ返事で申し出を受けたかもしれないしね、と言います。
そうだよね、ラピスに出会ってなかったらね!(何)
ラピスとユーシスににらまれますが、ルーファスは
明暗を分けたものがあるとしたら、ほんの僅かな経験の差なのだろう。
幻想要塞での絶対的な敗北……
ーあの時味わった頬の痛みや、ここに至る短い道中なども含めての。
と言います。
スウィンは珍しいことを言う、と言い、とナーディアは本心じゃないかも、と疑わしげに見ていますが、エステルとヨシュアは、旅ってそういうもの何じゃないかな、と言います。
出会いと経験が、一回りも二回りも成長させてくれる、と。
それがたとえ短い旅路だとしてもね、と。
和やかなムードですが、まだまだ続くラストチャプター。